松本表具組合

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 表具に関する質問から、内装に関する質問まで、お問い合わせの多い質問を掲載しております。
 この他にも、なにかわからない事があれば、お気軽にお近くの表具店・内装店にお問い合わせ下さい。


Q.掛け軸を飾る時に気を付ける事は?
A.掛け軸と床の間のバランスが大切です
 掛け軸は、飾る場所である床の間とのバランスに気を付けて下さい。
 縦長の物では、床から約1尺(30cmほど)の高さに掛け軸の下を合わせます。横長の物の場合は、掛け軸の上下の空間が、上3:下7の割合で配置するのがよい状態とされています。
 しかしこれらは、茶道の流派や床の間に飾られる花などとのバランスにより違いがあります。
 その根元には、美しい動作の中に表具を損じない心得が示されています。

 また、掛け軸は湿気と過度の乾燥を嫌います。
 冷暖房器具の近くは避けるようにして下さい。


Q.掛け軸を保存する時に気を付ける事は?
A.大切に取り扱う事が長期保存の秘訣です
 まず、羽根はたきなどで掛け軸に付いた埃を残らず落とします。この時に埃が残ってしまうと、掛け軸に付着してしまい、取ることが不可能となってしまいます。
 掛け軸を掛けた状態のまま、両手で下から軽く巻き上げます。風帯は必ず折り畳み、一緒に巻き上げる事のないようにします。
 巻緒も締め付ける事のないよう、軽く掛ける程度に止めます。
 掛け軸の幅に合わせた紙箱、または桐箱に保存します。この時、防虫香を忘れずに入れておきます。

 箱に入れた状態でも、1年に1度くらいは虫干しを行います。
 また、虫干しは、巻き癖を直す意味もあるので、3日位は掛けておくとよいでしょう。


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